Wadokeistudio
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京都の時計修復工房

工房案内

時計の歴史を、
次の世代へ繋ぐ。

Wadokei Studio は、古い時計の本質的な価値を理解し、丁寧に向き合う場所です。

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工房の歴史と理念

Wadokei Studio について


W adokei Studio は、京都市中京区の寺町通に工房を構えるアンティーク時計修復の専門店です。工房主の倉田誠司は、20代のころから時計の機械的な美しさと歴史的な価値に強く惹かれ、国内外の時計師のもとで技術を積み重ねてきました。2004年に京都での独立開業以来、450件を超える修復を手がけ、今日に至ります。

工房の名前に込めた「和時計(わどけい)」は、江戸時代に日本独自の発展を遂げた機械時計のことです。西洋の時計技術を取り込みながらも、不定時法という日本固有の時間感覚に対応した和時計の精巧さと独創性は、今も私たちに多くのことを教えてくれます。その精神を受け継ぎ、時代や国籍を問わず、古い時計の声に耳を傾けることを大切にしています。

修復にあたっての基本的な姿勢は、一言で表すと「介入の最小化」です。時計が何十年、何百年をかけて身につけた表情や質感は、新品同様に磨き上げることでは再現できません。パティナ(経年の輝き)、ムーブメントの微妙な擦り傷、文字盤の自然な色変化——これらはすべて、その時計が生きてきた証です。私たちは、それらを尊重しながら、時計が本来の機能を取り戻すための、あるいは現在の状態を安定させるための、必要最小限の処置を丁寧に行います。

お客様が持ち込まれる時計には、それぞれの物語があります。祖父の懐中時計、亡き父が大切にしていた初期の国産腕時計、旅先で出会った古い壁掛け時計。修復の依頼を受けるとき、私はまずその時計について、そしてお客様にとってのその時計の意味について、できる限り丁寧にお話を伺います。修復の方向性はお客様とともに決めるものであり、私は技術的なパートナーとして、その旅に同行する存在でありたいと思っています。

工房スタッフ

職人たち


KS

倉田 誠司

主席時計師 / 工房主

20年以上の修復経験を持つ工房の中心的存在。懐中時計と和時計の修復を専門とし、国内外の文献資料の収集・研究も続ける。

MH

松本 花

文字盤・仕上げ担当

繊細な文字盤修復と外装仕上げを担当。日本画の技術的背景を持ち、古い塗装や加飾の保存に精通している。

TN

田中 直樹

ムーブメント修復担当

西洋アンティーク懐中時計のムーブメント修復を主に担う。歯車加工と部品製作の技術を持ち、部品の手作り再現も手がける。

品質基準

修復の基準と姿勢


介入の最小化

不要な介入を避け、必要な処置のみを行う。原型を尊重することが品質の起点です。

書面による見積もり

作業開始前に費用・内容・期間を書面でご確認いただきます。口頭のみの確認は行いません。

詳細な写真記録

作業前・中・後の段階で写真を撮影し、お客様が全工程を確認できる記録を残します。

伝統手法の優先

機械的・化学的な代替法より、時代と素材に適した手作業の技法を選択します。

個人情報の保護

お客様と時計に関する情報は厳重に管理し、第三者への提供は行いません。

職人連携ネットワーク

漆芸・蒔絵・金属加工など、京都の伝統職人との連携により、複合的な修復課題に対応します。

京都で積み重ねる時計修復の知識と技術


京都という地は、日本の伝統工芸の中心地として長い歴史を持ちます。染色、漆芸、金属加工、陶芸——多様な職人技術が今も継承されるこの街で、時計修復という仕事を続けることには、特別な意味があります。素材を知り、道具を理解し、時間をかけて向き合う姿勢は、京都の職人文化と深く共鳴しています。

Wadokei Studio が手がける懐中時計の修復は、単なる時計の整備にとどまりません。製造された時代の技術水準や製造背景を理解した上で、当時の手法にできる限り沿いながら作業を進めます。そのために、工房には数百年にわたる時計製造の参照文献を収集・整備しており、作業の根拠となる情報源として活用しています。

また、日本の和時計に対する専門的な関心は、当工房の大きな特徴のひとつです。不定時法に対応した複雑な機構を持つ和時計は、修復に際して独自の理解と技術を必要とします。国内でこれを専門的に扱える工房は非常に少なく、Wadokei Studio はその数少ない選択肢のひとつです。

ご依頼の最初の一歩

時計について、まずはご相談ください。


修復の可能性や費用の見当がつかない場合も、遠慮なくお声がけください。

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